まひると香典返しのお部屋
身近な人がなくなり葬儀を執り行った際には、香典をいただくことになり、その際には香典返しをする必要があります。ただ品物を贈れば良いという問題ではなく、様々なマナーがあり注意点を頭に置いておかないと失礼にあたってしまうので気をつけましょう。
まず第一に、何を贈るのががポイントとなってきます。定番の物と言えば、お茶やコーヒー、海苔やお菓子といった手元に残らない消耗品となっています。日用品の場合には石鹸なども定番となります。タオルを贈るケースもありますが、残るものは縁起が悪いと考える人が多いので気をつけておきましょう。
しかしお菓子を贈る場合には、賞味期限の長いものを選ぶようにして置いたり、贈る相手の家族構成やライフスタイルを考えたものにしておく必要があります。近年ではカタログギフトも人気があり、受け取った人が好きなものを選ぶことができ、贈る側は何にするかで悩まなくても良いというメリットがありますが、中には選ぶのが面倒だったからカタログギフトにしたと感じる人もいるので気をつけなくてはなりません。
どの場合でも頭に置いておかなくてはならないのが、香典で頂いた金額よりも高額なお返しは失礼にあたるということです。基本的には半額程度の返しをするべきですが、高額をいただいた場合には三分の一から四分の一程度でも問題はないとされています。
もちろん香典返しで商品券や現金といった金額がはっきりとわかるものは生々しく、特に目上の人や高齢者には贈るべきではありません。常識がないと思われてしまい、その後の付き合いに影響を与えることにもなりかねません。
いただいた金額によって返すべき品の金額も変わってくるので、複数の品をある程度考えておくことが大切です。もちろん地域によってしきたりにも違いがあり、一般的にはマナー違反ではないことがマナー違反となることもあるので、しきたりもよく調べてから贈るものを選ぶようにしておきましょう。
● 参考サイト
【葬儀オリエンタル】葬儀について解説している便利NEWSサイト
http://www.sogi-oriental.org/
