冠婚葬祭の中でも、最も難しいのが葬儀・告別式ではないでしょうか。マナーや風習は地域によって違いますし、それらをわきまえていないと故人や遺族を怒らせてしまうことがあります。テレビや新聞で特集が組まれることも増えていますし、今一度確認をしておくべきではないでしょうか。
昔に比べると、葬儀・告別式の形式は大きく変化を遂げています。その最たる例が、香典返しではないでしょうか。ひと昔前には、香典返しを持って一軒一軒訪問して歩くのが当たり前でした。しかし、近年はカタログの送付が定番になっています。
どれくらいの金額かと言えば、頂いた香典の三割~半額程度を返すのが一般的ではないでしょうか。代表者の御礼状を添えて返すようになっていて、手軽さもあって利用者が増えているようです。もちろん、カタログを受け取る側も自由な品物を選べるメリットがあります。
日用品から食材まで様々な品物が揃っていますし、必要な物を選ぶことが出来ます。各コースが揃っていて、香典の金額によってカタログは変わってくるようです。故人の生前の意志で香典を受け取らないケースもありますが、葬儀・告別式の費用は想像を絶する金額になることがあります。
終活の一環として、考えておくべきではないでしょうか。